サイエンスの香りがする日記

実体験や最新の科学技術をコミカルに綴ります。

そしてパパになる。

子育て中のパパさんママさん、毎日仕事に育児に大変だと思います。


僕も0歳の息子と3歳の娘の育児に奮闘しています。ストレスも多い育児の中で、子供の一言でとても救われた体験をしたのでお話したいと思います。

 

オムツが取れた3歳ぐらいの頃は、子供にとって言葉をどんどん覚える時期のようで、大人が話している言葉をいつの間にか使えるようになっています。


どこで聞いたのか分からない言葉を突然発するのは驚きますが、一緒に過ごしていて飽きません。


ただ、この頃は天使と悪魔が同居すると言われるだけあって、悩ましいことも多いです。


自我を持ち始め、僕や妻に対してささやかな抵抗するようになってきます。


特に、歯磨きとお着替えを嫌がるんですよ。


僕に余裕がある時はゆっくりと手伝うのですが、出社のために急いで家を出るときなんかは思わず叱ってしまいます。


泣きべそをかいた子供をベビーカーに乗せて保育園へ連れて行くこともあります。


そんな日は後々とても反省するのです。36歳の大人が3歳児にムキになってしまって申し訳ない。もっと寛大な心で接しなきゃな。そう思いながらも中々上手くはいかないものです。


そんなある日。


娘がニヤニヤしながら聞いてきました。


「パパは何歳〜??」


僕が36歳だよと答えると、娘がこう言いました。


「違うでしょ!」


うん??いやいやパパは36歳だよ。


「違うでしょ!パパになって3歳でしょ!」


この時、はっとしたのです。


そうだった、パパになってからまだ3年しか経っていなかったんだ。僕はまだオムツ取れたての新米パパなんだ。


パパを完璧にこなさなきゃと思っていたけど、オネショのような失敗をしたっていいじゃないか。まだ3歳なんだから。


娘の言葉のおかげでとても心が軽くなりました。


娘に、ありがとね、パパはパパになってまだ3年目だねと伝えると、娘が得意げに言いました。


「そうだよ、パパ活3年目でしょ!」


おおおーーーい!!全然違うぞ娘!そっちのパパにはなってない!!


妻が近くにいないのを確認して、そういう言葉は言っちゃダメだぞ、と娘によくよく注意しておきました。まったくどこで覚えてきたんだか。


こんなハラハラも楽しみながら新米パパとして頑張っていこうと誓った日のお話でした。

 

おしまい。

 

 

 

そして父になる

そして父になる

 

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