サイエンスの香りがする日記

実体験や最新の科学技術をコミカルに綴ります。

老後資金2000万円を稼ぐにはどうすべきか計算して考えてみる。

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老後資金に2000万円が必要だというニュースが飛び回り、世間は大騒ぎだ。

 

そこで今回は2000万円について一緒に考えてみたい。

 

突然2000万円なんて数字を言われても、どんなものかイメージがつかないだろう。

 

僕もそうだ。

 

こういう困った時はネット検索だ。

 

とりあえずGoogleで2000万円はどんなものか調べてみた。



さすがはGoogle。すぐに教えてくれた。




なんと、





2000万円は、

 

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2kgらしい。





重さは聞いてねぇ!!!



そう思っただろう。



僕もだ。



こんな重さの話をしたくて僕はこの記事を書いている訳ではない。

 

老後に向けて2000万円を準備するというのはどういう事か。簡単な計算をしながら君と一緒に考えてみたいのだ。

 

意外と計算してみるとイメージが湧いてくるものだ。

 

それでは前提条件を設定しよう。

 

君は現在30歳で、現役年数はあと30年、貯金はゼロ。簡単のために税金などは考えないことにしよう。



さて。まず考えるのは、どうやってお金を稼ぐかだ。

 

ぱっと思いつくのは今よりもっと働くってことだ。

 

こんなのはどうだろう。



アルバイトをしてみる。

 

バイトで2000万円なんて稼げないって?

 

計算してみよう。



30年間で2000万円だから、1年間で稼ぐ必要があるのは、

 

2000万円 ÷ 30年 = 約67万円

 

1カ月いくらかと言うと、

 

67万円 ÷ 12カ月 = 56,000円

 

東京都渋谷区の平均時給が約1,100円らしいので、1カ月のバイト時間は、

 

56,000円 ÷ 時給1,100円  = 約50時間

 

月に20日間ほどバイトするとすると、1日に働く時間は、

 

50時間 ÷ 20日間 = 2.5時間



1日2.5時間ほど追加で働けば君の老後は安泰のようだ。



1日2.5時間をどうやって捻出するか悩んだそこの君。



こんな場末のブログを読んでる時間を削ればいいだろう。

そんなに頑張りたくないって?

 

コツコツ働いたら負けだと思ってるって?



なるほどなるほど。

 

分からんでもないぞ。その気持ち。

 

僕もこれ以上働きたくはない。



それならば考え方を変えよう。

 

働く時間を長くしたくないなら、給料を上げることを目指す方針もありだ。

 

高給な仕事に転職しよう。

 

こんなのはどうだろう。



リオネル・メッシになる。

 

リオネル・メッシは世界一年収の多いサッカー選手だ。

 

君が今メッシじゃないのは、まだ本気を出していないからかもしれない。

 

メッシの年収は約138億円だ。

 

メッシになれれば、2000万円なんてすぐだろうか?

 

計算してみよう。

 

メッシの昨シーズンのゴール数が36だ。1ゴールあたりの収入は、

 

138億円 ÷ 36ゴール = 約3.8億円

 

2000万円すなわち0.2億円は何ゴールかと言うと、

 

0.2 ÷ 3.8 = 0.05ゴール

 

1ゴールも必要無いのだ。

 

ゴールポストにかするぐらいのシュートができれば君の老後は安泰だ!

 

今から必死に練習して、メッシになって、ゴール前でオフサイドに気をつけながら待っていれば、一回くらいはごっつぁんゴールもあるかもしれない。

 

どうだい。いけそうな気がしてきたかい?

 

まぁ、メッシまでならなくてもいい。と言うかサッカー選手になる必要もない。

 

今よりもっと高給な仕事を得られるようにチャレンジしていくというのはどうだろうか?

え?高給な仕事はすぐにクビを切られそうで嫌だって?

 

安定がほしいって?

 

なるほどなるほど。分からんでもないぞ。その気持ち。

 

それならば考え方を変えよう。

 

給料をもらうというスタンスをやめよう。

 

こんなのはどうだろう。



投資をしてみる。

 

ZOZOの田端信太郎氏がツイッターでこんなことを呟いていた。

ホントだろうか?

 

僕は田端氏がZOZOに入社したタイミングでZOZO株を買って大損しているので、簡単には信じない。

 

計算してみよう。

 

月25,000円ということは1年間の投資額は、

 

25,000円 × 12カ月 = 300,000円

 

年率7%で株価が上がるとすると、1年間でどうなるか。ざっくり計算する場合はこうだ。

 

300,000円 × 1.07 = 321,000円

 

翌年がどうなるかも計算しよう。翌年も30万円投資して年率7%上昇すると、

 

(321,000円 + 300,000円)× 1.07 = 664,470円

 

こんな感じで25年間分を計算したグラフがこれだ。

 

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怪しい情報商材に出てきそうなグラフになったが、ホントに2000万円に到達してる。




田端氏は計算上ホントのことを言っているようだ。




僕にもZOZO株のホントの事を教えて欲しかった。



ちなみに投資期間を30年間で考えたら、月1万7千円の投資で2000万円になった。



これならいけそうじゃないか?

え?投資は怖いって?元本割れするリスクあるんでしょって?

 

なるほどなるほど。

 

分からんでもないぞ、その気持ち。

 

たしかに僕のZOZO株は元本割れしている。




さて、バイトも嫌だ。転職も嫌だ。投資も嫌だとなったら、最後の手段はこれだ。



何もしない。

 

特に新しいチャレンジはやめて、今までの生活を継続していこう。

 

給料の一部を貯金する。そんな生活を考えてみよう。

 

金利でちょっとは増えていくんじゃないか?

 

計算してみよう。

 

仮に月20,000円貯金できた場合はどうなるか。1年間の貯金額は、

 

20,000円 × 12カ月 = 240,000円

 

例えば、みずほ銀行普通預金金利は0.001%だ。1年間でどうなるかと言うと、

 

240,000 × 1.001 = 240240円

 

翌年がどうなるかも計算しよう。翌年も24万円貯金して、金利が0.001%だとすると、

 

(240240 + 240,000)× 1.001 = 480,720円

 

こんな感じで30年間分を計算したグラフがこれだ。

 

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2000万円にはだいぶ足りなそうだ。



念の為言っておくが、僕は証券会社の回し者ではないし、秒速で1億円稼ぐ人でもない。

 

情報商材を売りたい訳ではなく、ただ計算してみただけだ。



今回の記事で色々計算してみたけれど、どうだっただろうか。2000万円のイメージが掴めただろうか。



え?もっと簡単に2000万円を稼げる方法はないのかって?

 

そういうのを教えてくれって?



わかったわかった。



それは簡潔に言うとこうだ。





 

 

 

 

 

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ドラえもんより引用)

 

 

 

 

 

 

 

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