一生懸命頑張ってるのになぁ。
なんで評価されないんだろうなぁ。
職場でも家庭でも、そんな風に思っている人が沢山いるのではないかと思います。
僕もその1人です。
何となく成果と評価が釣り合っていない。そう感じることがあります。どうしたら評価が高まるのかな?と考えていたところ、家庭での出来事からヒントを得ましたのでご紹介します。
ある日の夕飯後。
僕はいつものように夕飯の食器を食洗機にしまっていました。
沢山の食器を入れようと試行錯誤していた時、妻から話しかけられたんです。
妻「コップについた茶渋ってなかなか取れないけど、食洗機で洗ってると、たまに綺麗になるよね」
僕「あ、気づいた?たまに綺麗になってるよね。」
妻「食洗機の場所によって良く洗えたりするのかな?」
僕「そういうのは無いんじゃないかなぁ。。。」
妻「じゃあ食洗機の調子が日によって違うのかな?」
僕「そんな人間じゃあるまいし。。。」
妻「あ、分かった。妖精さんがたまに洗ってくれてるのかも。うふっ。」
僕「そうかも!!妖精さんかもね!」
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って、そんなわけあるかーーーー!!!!!!
オレが夜な夜な磨いとるのじゃーーー!!!!
さすがの食洗機もコップにこびり付いた茶渋は全然取れません。何度食洗機に入れても取れないのです。仕方なく僕は1週間に1回くらいのペースで、夜な夜なコップを手で磨いて茶渋を取っていたわけです。
妻はそんなことを露知らず、妖精さんのおかげかもなんて冗談半分で言っちゃうのです。
まぁ、ある意味正しいですね。その妖精さんは僕です。ティンカーベルみたいな可愛いもんじゃなく、36歳の中年妖精です。
この出来事があって、僕は一つ気付いたんですね。
成果はアピールしないと伝わらない。
こんなの当たり前でしょって言う人が沢山いると思いますが、僕は違ったんです。
僕はこれまで家庭でも職場でも、仕事をちゃんとこなしていれば、アピールしなくても必ず見てくれている人がいて評価してくれる。こんな風に考えていました。
でも必ずしもそうではありませんでした。登場人物が少ない家庭ですら成果が伝わっていないことがあったのです。
自分が何をしたかをしっかり伝えて理解してもらって、そして評価してもらう。そっちの方が健全な姿なんじゃないかと思うようになりました。
というわけで、家庭で実践してみました。
「トイレのタオルを交換しといたよ〜」
「シャンプーを補充しておいたよっ」
という感じで、これまで伝えていなかった妖精さん活動をその都度伝えるようにしてみたんです。
するとどうでしょう。
なにやら妻の機嫌がいいのです。週末になると、いつもありがとうと言われたりするのです。
おぉ!評価されている!と僕も気分が上々になってきて、もっと家事を頑張ろうと思うようになりました。
成果をアピール→評価される→もっと成果を出したくなる。
ちょっとした改善で、良い循環が生まれ始めたのです。
家庭でも職場でも、頑張ってるのに評価してもらえないんだよなぁって悩んでいる人がいると思います。
もしかすると、それは成果のアピールが足りなくて、伝わっていないだけかもしれません。
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