サイエンスの香りがする日記

実体験や最新の科学技術をコミカルに綴ります。

育児というクソゲーを神ゲーにする、たった一つの冴えたやりかた

僕はいま0歳の息子と3歳の娘がいます。否が応でも教育方針なるものを考えてしまうのです。


ただ、考えれば考えるほど育児はクソゲーなのではないかと思ってしまいます。


例えば橘玲さんの本を読むと、こんな事が書いてあります。


子供の能力には、①親の遺伝、②共有環境(親と共に過ごす環境)、③非共有環境(親と一緒ではない環境。学校など)が影響するが、遺伝と非共有環境で能力の大半が決定する。


これが本当だとすると、子供の能力向上に僕は影響を及ぼせないじゃないか、教育方針を考えることは必要なのか?なんて思ってしまいます。


親の遺伝ってのは子供が生まれた時点で決まってますよね。非共有環境に関して、幼少期の環境選択に親が少し貢献できそうですが、環境そのものはコントロールできません。


そうなると、親が育児で注力できるのは共有環境です。大して子供の能力に影響しませんが。


注力できる要素の範囲外が全体のアウトプットに多大な影響を及ぼす。育児って恐ろしくクソゲーじゃないですか?


こう考えていくと、子供の教育なんて悩んでもしょうがないという気分になってきます。ホリエモンもどこかで、子供のやりたいようにやらせるのが1番って言ってました。


あぁ、僕もホリエモンと同じ結論に到達したな。子供なんてほっとけばいいんだ。

 

と思うじゃないですか。


育児ゲームのプレイヤーはパパだけではないのです。僕みたいな凡人パパは、ママや祖父母の意向を無視できないんですよ。みんな子供を一生懸命に教育したいって思ってるんです。


この子は天才かもしれない。知育教材をたくさん買って早期教育しよう。

この子は音楽の才能があるかもしれない。ピアノレッスンを早速お願いしよう。


子供の将来を想像する前に、自分の遺伝子と向き合え!なんてことは口が裂けても言えないのです。


教育方針の中でもパパがコントロールできるとこなんて極僅か。その極僅かが少ししか子供の能力向上に影響しない。育児ってなんてクソゲーなんだ。そう思わざるおえません。


やはり育児だ教育方針だ、なんて考えるのは止めよう。教育は大きな流れに身を任せることにして、大事なのは愛ですよ愛。子供と愛を育む事が何よりも幸せ。

 

と思うじゃないですか。


現実は大変厳しいのです。育児ゲームのメインプレイヤーは思った通りに動きません。


娘にパパのこと好き?って聞くと、最近はこう答えます。


「ママは大好きだけど、パパは大好きじゃない!!」


面倒をたくさん見てあげてるのに。ママに叱られてる娘を優しく抱きしめてるのに。パパの愛は届かないものです。


ほんと育児はクソゲーだな。そう思いながら、娘になんでパパのことは大好きじゃないの?って聞いたんです。すると、

 

「わたし、カッコ良すぎる人は好きじゃないの!」


ヒャッハーーー!!!なんや!なんや!育児って最高やないか!!


ツンデレの娘!可愛すぎる!!!娘のたった一言で全てのマイナスを帳消しにして、圧倒的なプラスにできる!


育児ゲームはクリア条件を任意に決められるのです!子供の能力向上なんてのはゴールじゃない、自分がどれだけ幸福感を得られるかです!


育児ってのは、ゲームバランスは最高に崩れてるけど、万人におススメできる最高の神ゲーです!!

 

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